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【旧朝香宮邸訪問とMLセミナー「アールデコの館・その成り立ちと朝香宮夫妻のパリでの暮らし」】

12/10の東京訪問、
都内打合せ後に少し時間があり、思い立って
旧朝香宮邸を訪問。
ちょうどMLセミナーも控えていたタイミングで
行くことができました。

その日は現代アート展が開催されていて
純粋な様子は見られませんでしたが
久しぶりに拝見したアールデコ様式。
壁画やエッチングガラス、レリーフ、照明など
至るところに高名なデザイナーの想いが見られました。
部屋ごとにテーマが成された装飾が施され
それぞれにこだわりと当時の様子が垣間見れました。
(上の画像は 奥には玄関扉。ガラスのレリーフはルネ・ラリック。 )

MLセミナーではzoomでの青木淳子さん(右)による
「アールデコの館、その成り立ちと朝香宮夫妻のパリで暮らし」
を視聴。
朝香旧夫妻の3年間による領収書の束を元に
パリでの暮らしを紐解いた解説は想像が膨らみ
どんどんのめり込んでいきます。
充子妃がお好きだったブティックやレストラン、
今も変わらないパリの街並みや暮らし、
そして1925年に開催された
「アール・デコ博覧会」に強い影響を受け
帰国後に建てられたというアール・デコの館。
パリでの影響、そしてこだわりをさらに深く
知ることができました。

訪問時の画像に戻って。
香水塔はアンリ・ラパンアのデザイン。
元々は噴水の機能があったようです。
ルネ・ラリックのシャンデリア。
このお部屋は花をモチーフにしています。
大食堂。
果物や魚や食べ物のモチーフが主となっています。
殿下居間。
大胆な柄の壁と大理石のマントルピース。
よく見ると壁紙はファブリック。
モールを用いての繊細な仕上げが上質で美しい。
2014年に復元。
アレクサンドル・ブランショによる
大理石のレリーフ。
「戯れる子供たち」

20年以上前、
パリが好きで
当時はまだインテリアの仕事はしておらず
働いたお給料を貯めて
4回ほどパリへ行ったことを思い出しました。
観光地ばかりではなく
マレ、レアール、カルチェラタン、
モンマルトルやモンパルナス、
たくさんの街並みを歩きました。
またコロナが明けたら今度は大人の留学!
とはいきませんが
大人のパリの旅に
出かけたいと思います。

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