バス1台がやっと通れるような道を進んで行き、
田舎の小さな村を超え現れたのが
広大な敷地の中にアッと驚くようなデザインの建物。
TECTA社の工場とオフィスとミュージアムです。
社長であるアクセル・ブロッホイザーさんがお出迎え。
第一印象は厳しそうなイメージでしたが
自ら会社やオフィス、工場と案内を熱心に
していただきました。
東ドイツから西ドイツへ亡命を果たしたブロッホイザー親子。
ローウェンホンデという小さな町、
そこで出会ったのがTECTA社。
もともとTECTA社は質の良い家具を作っておらず
そこへブロッホイザー親子が来たことによって
バウハウスのデザインと精神を浸透させていきます。
バウハウスの家具は工業製品であるものの
ひとつひとつ手仕事で作っています。
工業と手仕事の融合。
そんなことを見学しながら説明いただきました。
優れた生産性や機能だけでなく、
手仕事があるからこそ美しく、温かみがあるのだと
感じました。
この田舎の自然の中で。
箇所にいる黒猫。
いろんなところから見つめています。
この猫は社長ブロッホイザーさんの飼猫
カールフェン。
4代目。
社長のご自宅訪問で本猫に合うことができました^^