市野さんを知ったのは
ギャラリー工房の壁を
久住有生さんが手掛けたという左官。
CONFORT165の掲載でした。
陶芸と左官
土と土のコラボレーション
とても力強く印象に残っています。
そんな印象深い市野さんの世界観を
緑ヶ丘美術館で体験しました。
焼いているのになぜ
熱によって形が歪まないのか?
という素朴な疑問を持ちながら
魅了していると
今回の展示は造形美やバランスを超えた
更なる先に訴えるテーマが隠されていました。
それは在るがまま
「人間の創造なんてたかが知れたもの。
自然はもっと素晴らしく
人間が生きている間に
写しきれるようなものではない。
全ては在るがまま。」
市野さんのメッセージから
作品が語られています。
今だからこそふさわしい。
市野さんの世界観
「丹波からTANBAへ」
市野雅彦展 2021 4/11-6/20