緑ヶ丘美術館は2017年にOPENしてから
現在まで作家さんの作品の額装や展示台の
ご依頼をいただいてきました。
少しづつですが
記録に残そうと思います。
ご依頼いただいたのは九谷焼作家「理節」さんの
作品の展示台です。
青藍の文様がおりなす芸術作品。
ご依頼はお茶椀の高台部分の柄を見せたいという事。
美術館では
飾ったときの見え方や
その作品が一番美しく、そして鑑賞する方が
ストレス無く見ていただけるようにと。
そのお心遣いにはいつも頭が下がる思いです。
手のひらサイズのお茶碗が優美になるように
筒形のアクリルを使い、
ミラーは鑑賞しやすいように
角度をつけてセットしています。
筒形のアクリルBOXは
幅と高さを3タイプ、大きさを変えて
重ねて収納ができるよう
仕舞った時もストレスレスに計画しています。
リズミカルにセッティングをし
楽しく鑑賞いただけるように配置もさせていただきました。
繊細な線で描かれる伝統的な文様やオランダ柄の楽しい絵付けを
細部までみていただけるように。
夏にふさわしい展示でした。
2021 07/11-09/05 九谷 染付 理節展 (緑ヶ丘美術館本館)